❤️お前の身も心も捧げろ〜極道の寵愛は止められない
でも、俺は聞きたい、俺を好きか、それとも俺に対しての気持ちは偽りか」

葉月は冨樫の記憶が全て戻ったと聞いて、戸惑っていた。

でも、山辺とのことも、城之内さんとのことも全てわかった上で、私を受け入れようとしてくれている。

「冨樫さん、西沢さんとは本当に何もありません、それだけ信じて頂けますか」

「わかった、信じる」

葉月はニッコリ微笑んだ。

冨樫は自分から聞いておきながら、もし、自分に対しての気持ちが偽りだったら

それで、葉月を無理矢理連れ帰って、生活出来るのか?

その時、葉月が口を開いた。

「冨樫さん、私……」

「ちょっと待て」

冨樫は葉月に対して背を向けた。

そして、大きく深呼吸をした。

俯いて、なにかを決断しようとしているかのようだった。

「いいぞ、答えてくれ」

葉月は口を開いた。

「私は冨樫さんを愛しています」

冨樫は葉月の方へ振り向いた。

「本当か」

「本当です」

「それなら、俺と一緒に帰ってくれるか」

< 104 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop