キミの空に虹を!
Weather6.メロメロの雲!
 レクセレスト
「 合成能力 使うぞ。」

「よ…、よろしく。」

遅刻しそうな私達は能力を使って、学校に行くことにした。

(空中飛ぶのかぁ。こわい…。)

「…っ。」

と、波月くんに足元をすくわれ、腕に抱きかかえられる

_いわゆるお姫様抱っこってやつだ!

「えぇぇぇ!?」

波月くんは照れてたけど、「不可こーりょくってやつだ。」と割り切ってる。

プルイング・ガーデンス
「ツタよ、引っ張れ!」

「ひゃぁぁぁぁ〜!?」

私の絶叫は虚しいくらいに空遠くにこだましていた。

(まぁ、学校には間に合ったんだけどね。)
< 21 / 31 >

この作品をシェア

pagetop