愛よりもお金が大事。

「……私、会社に好きな人が居るけど。その人は同じ歳で、同期で。
ちょっと子供っぽいな、と思うけど。
けっこう、頼りがいがあって…」


そう話している途中に、隣の母親の寝息が聞こえて来て。
なんだか、一人で話していた事が恥ずかしくて、笑ってしまう。


明日、もう今日だけど、土曜日は休み。
冬野は昼から、少し会社に行くと言っていたな。


理由付けて、私も出勤しようかな?
そう思うけど、今から寝たら確実に起きたら昼過ぎだろうな。


冬野に抱かれた日の夜は、いつもぐっすりと眠れる。


そう思い、私は眠りに就いた。


< 31 / 96 >

この作品をシェア

pagetop