あくまくんが愛してやまない。



3人でぎゃあぎゃあ騒いでいると、窓側から突然ザーッと音が聞こえてきた。


どうやら雨が降ってきたようで、窓が雨粒に濡れ始めている。


その音に冷静になったわたしたちは、口論をやめ、誰からともなく帰る支度をすることにした。


教室にある時計を見ると、もうすぐ最終下校時刻だ。

なんだかんだ残ってしまったな、と思いながらカバンを肩にかける。


「帰るか」



沢っちの言葉に、エミとふたりでうなずく。


3人で教室を出て、世間話に花を咲かせながら玄関口まで来た。






< 157 / 328 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop