あくまくんが愛してやまない。
3人でぎゃあぎゃあ騒いでいると、窓側から突然ザーッと音が聞こえてきた。
どうやら雨が降ってきたようで、窓が雨粒に濡れ始めている。
その音に冷静になったわたしたちは、口論をやめ、誰からともなく帰る支度をすることにした。
教室にある時計を見ると、もうすぐ最終下校時刻だ。
なんだかんだ残ってしまったな、と思いながらカバンを肩にかける。
「帰るか」
沢っちの言葉に、エミとふたりでうなずく。
3人で教室を出て、世間話に花を咲かせながら玄関口まで来た。