あくまくんが愛してやまない。
意味深な言葉に首を傾げながらも、彼の甘い誘惑に耐える。
観覧車は眺めを楽しむもののはずなのに、まったくそれどころじゃない。
はあっと熱い息を吐くと、恭平くんは、じっとわたしの瞳を捉えた。
彼の手がわたしの後頭部に回り、ぐっと引き寄せられ、優しくキスが落とされる。
「密室にふたりきりとか、かなり欲情するよね」
「……ぅ、あ」
重なった唇は溶けそうなほど甘く、熱い。
とろんとした目で恭平くんを見れば、彼は切れ長の瞳を色っぽく細めた。
「そんな目で見られたら、俺も止まんねえわ」
少し荒い口調で、彼が余裕を失っていることを知る。
優しいキスがだんだんと深くなっていき、わたしの背中が観覧車の壁に当たる。