剛腕御曹司は飽くなき溺愛で傷心令嬢のすべてを満たす~甘くとろける熱愛婚~
ナイトウエディングを決めたのは父で、それは日中はゴルフで忙しいという勝手な理由。
ドレスも試着させてもらえず、義母と義妹が決めたものを今日初めて着させられた。
『あなたにはそのドレスがお似合いよ』
『そうそう。露出も多くてお義姉さんにはピッタリよ』
胸元も背中もぱっくり開いた、マーメイド型のドレス。日本人の体型に合っていなくて一番人気がないドレスだったらしいが、私にはピッタリだった。それを見た義母と義妹は、悔しそうに顔を歪めていたけど。
このドレスは私の趣味ではないが、その顔を見て少し胸がすっきりした。
だが、十月中旬ということで、このノースリーブのウエディングドレスでは肌寒く感じられる。
「遅いな」
父が苛立たしげに言って腕時計をチラッと見たその時、周囲が慌ただしくなった。
式場のスタッフが数人集まって騒いでいる。
「まだか? もう式の時間はとっくに過ぎているぞ。新郎の控室を確認しろ」
ドレスも試着させてもらえず、義母と義妹が決めたものを今日初めて着させられた。
『あなたにはそのドレスがお似合いよ』
『そうそう。露出も多くてお義姉さんにはピッタリよ』
胸元も背中もぱっくり開いた、マーメイド型のドレス。日本人の体型に合っていなくて一番人気がないドレスだったらしいが、私にはピッタリだった。それを見た義母と義妹は、悔しそうに顔を歪めていたけど。
このドレスは私の趣味ではないが、その顔を見て少し胸がすっきりした。
だが、十月中旬ということで、このノースリーブのウエディングドレスでは肌寒く感じられる。
「遅いな」
父が苛立たしげに言って腕時計をチラッと見たその時、周囲が慌ただしくなった。
式場のスタッフが数人集まって騒いでいる。
「まだか? もう式の時間はとっくに過ぎているぞ。新郎の控室を確認しろ」