Contact〜再会した初恋の君に〜

「紗希…。もうダメだ。本当に可愛すぎる…」

宏和がうなじにチュッと軽くキスをすると、身体がピクリと反応した。

「…あっ…」

思わず漏れた声に気をよくしたのか今度は、宏和の唇が首筋を辿ってくる。

「…あん…ぁ……。ねぇ…待って。私、今日…汗かいちゃった…から…だめ。あ…」

「うん。でも、俺そんなの気にしないけど」

「私は気になる…だから……」

困ってしまった私が体を捩ると、身体に回されていた腕が解かれた。

「わかった。じゃあ、シャワーだけ。急いでね」

「う、うん…」

「本当は一緒に入りたいって思うけど、あんまり困らせてたら紗希が逃げちゃいそうだしね。待ってるよ」

「ありがとう…」

宏和はニコリと微笑んで私をバスルームまで連れていき、タオルなどを渡してから「リビングで待ってる」と言って出ていった。

はぁ…、とひと息ついた。本当にもう少しで宏和の色香に負けてしまいそうだった。

ドキドキという鼓動は一向に収まる気配がしない。

あまり待たせても悪いと思い、私はさっとシャワーを浴びた。用意してもらっていたバスローブを羽織って宏和の待つリビングに戻った。

「シャワーありがとう。さっぱりしたよ」

「……お、俺も浴びてくる。すぐだから待ってて」

宏和が入れ違いでリビングから出ていった。
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