Contact〜再会した初恋の君に〜
一人残されたリビングでソファに座り、この先に起こることを想像しては胸をドキドキと
させていた。
うるさいくらいに鳴る胸の鼓動を感じていると心臓が誤作動を起こしてきそうな気がしてくる。
少しでも抑えようと深呼吸していると声をかけられ体がビクッとした。
「紗希…お待たせ」
「あ、うん。早かったね」
「あぁ、もう待てなかったから急いだ」
何か言わなきゃ…と考えて、やはりこの先にある行為が不安に感じられた。
「あ、あのね。さっきも言ったけど、わ、私…こういうこと初めてで…どうしたらいいかわからなくて…」
「……お前…また、そういうことを無自覚に言うなよ。これでもまだ抑えていたんだぞ」
これでも抑えていたって…抑えがなくなったらどうなってしまうのかと想像してますます不安になったところで宏和の手が私の肩にかけられた。
そのまま肩に力をかけられるとソファに座っていたはずなのに、体が押し倒され真上から見つめられる。