Contact〜再会した初恋の君に〜

隣に座る田中の表情を見ているだけで幸せな気持ちになると同時に、どこで俺の気持ちを伝えようか、なんて言ったらいいかと頭の中はフル回転していた。

正直、今夜の料理はメニューも味もまったく記憶に残らなかった。

俺が「好きだ」と伝えた時の田中はただ驚いていたようだった。

それに俺が佳純のことを好きだと誤解していたとは予想外だった。

本当にカウンセラーなのかよと笑いたくなるほど変な慰め方してたよな…。

いろいろといっぱいいっぱいだったのは俺だけではなかったのかもしれない。

あまりの可愛さに告白の後、思わずキスしてしまったけれど、嫌がられなくて本当に良かった。

高3の時に教室で眠る彼女に思わずしてしまったあの時のキスの感触を思い出してしまい、本当はもっと長くもっとたくさんキスをしていたかった。

とにかく、すぐに返事が貰えなかったとしても、もう諦めるなんてバカなことはしない。

いつかOKを貰えるように積極的に声をかけて、会う回数を増やす。

できることはなんでもしていこう、そう改めて誓いをたてた。
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