鬼上官と深夜のオフィス
「ちょっ、ちょっと……」

声を出そうと口を開くとその隙間から舌を入れられ、あっと言う間に咥内が蹂躪される。

抵抗を試みるも佐久間君の体はびくともしない。
口の中を舌でうねうね犯されてたならば、こちらもなんだか体の奥がざわつくような、変な気持ちになってきてしまう。

いつの間にかシャツはたくし上げられブラのホックも外されている。大きな手のひらが下着の隙間から滑り込まれると、思わせぶりに肌を撫で回され、胸の先端をカリカリと優しく引っ掻かく仕草をされる。

そんな焦らされるようなことをされてしまえば、何年ぶりかの快感に、ただどうしようもなく身体がピクピク反応してしまう。

「先輩、念の為聞いておきますけど、抵抗しないならこのまま俺、先輩のこと抱いちゃいますよ?」

本当に嫌なら、抵抗して下さい。

そんなことを言いながらも、佐久間君の唇は耳たぶ、首筋、鎖骨とどんどん下へ下へと降りていく。

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