魔法のいらないシンデレラ 3
「もしかして、ヘラヘラ星人のこと?」
すると、小雪はビクッとして顔を上げた。
「ど、どうしてそれを…」
「いや、なんか、お酒飲んだ時に君が言ってて…。すみれちゃんの為にも、ヘラヘラ星人を追い払う、とか」
小雪は、真っ赤な頬を両手で押さえて絶句している。
「もしかして、俺のことなの?そのヘラヘラ星人っていうのは」
「まままま、まさか!そんな、そ、そんなこと、あるんです…けど」
消え入りそうな声で言いながら、身を縮める。
「あの、ご、ごめんなさい。本当にすみません」
「いやいや、別にいいよ。って言っても、何の事か分からないけどね」
ははっと山下が笑うと、小雪は小声で説明し始める。
すると、小雪はビクッとして顔を上げた。
「ど、どうしてそれを…」
「いや、なんか、お酒飲んだ時に君が言ってて…。すみれちゃんの為にも、ヘラヘラ星人を追い払う、とか」
小雪は、真っ赤な頬を両手で押さえて絶句している。
「もしかして、俺のことなの?そのヘラヘラ星人っていうのは」
「まままま、まさか!そんな、そ、そんなこと、あるんです…けど」
消え入りそうな声で言いながら、身を縮める。
「あの、ご、ごめんなさい。本当にすみません」
「いやいや、別にいいよ。って言っても、何の事か分からないけどね」
ははっと山下が笑うと、小雪は小声で説明し始める。