これは甘い毒
そう微笑んだら周りにいた人がどいてくれたけどなぜか顔が赤い人たちがたくさんですの

もしかして風邪ですの?

「奏音ちゃん!だいじょうぶ?」

「百合さん!」

どうやらお会計は終わったみたいですわね

「ごめんね。町に来て囲まれること忘れてた」

「大丈夫ですわ!だってどいてって言ってくれたらどいてくれました。ですがなぜか顔が赤いのですわ。皆様どうしたのでしょうか?」

「あ〜ここで天然たらしが発動しちゃったか…これはまた厄介なことになちゃうかも…」

「百合さん?突然ボソボソ話してどうしたのですか?」

「何でもないよ!」

「そうですか?」

なんか焦っているように見えますが気のせいですわよね

「それよりほらチョコレートかったよ」

そう言って袋の中身を見せてくださいました

あれ?なんかちょこれーととは違う新しい見たことのない食品がありますわ

「これはなんですの?」

「作ってからのお楽しみ!」

お楽しみ!

「わくわくしますわね!」

「よ〜し!早く作ろう!」

「はい!」

.·•✤•.·

「ちゃらちゃら〜百合の料理へようこそ奏音ちゃん」

「えっ?よろしくおねがいします?」

急にどうしたのですの?

「ふふっまずチョコレートをとかそうか」

「はいですわ!」

ちょこれーとをとかすのですね

ちょこれーとにお湯を入れれば良いのですわよね?

「ちょっとまて!奏音ちゃんチョコレートに水を入れちゃだめ!固まらなくなるよ」

「そうなのですのね…知りませんでしたわ」

水を入れちゃだめなのですのね

「奏音ちゃんここまで料理に関して知らなちなんて音華ちゃんと常識を教えてたのかな?」

そんなことを百合さんが話していたことはちょこれーとを溶かすことに夢中で気づきませんでしたわ

「百合さん!できましたわ」

いい感じに溶けていると思いますわ

「どれどれ〜うんうん!いい感じに溶けていると思うよ」

「本当ですの?」

「本当。2つくらいそのままのチョコレートを形に入れるね」

「なぜ2つくらいなのですの?」

全部入れればいいのに

「それだと見た目も地味でしょ?だから飾りをつけたり食感を変えたりするんだよ」

「そうなのですね」

「ほら、最近なんて百円で買えるものたくさんあるからそこでアラザンと星型とハート型とかの飾りも買ってきたんだよ」

そう言ってパッケージに丸いキラキラした写真があった

これがアラザンというものですの

ぱらぱらってかけてもかわいいし模様のような感じにデコレーションしてもかわいいですわ

「それにね、じゃーん」

「それは今さっき買ってたものですわね?」
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