届け、この片思い
「これ、稔先輩に作ったチョコです。本命なんです。だぁい好きなんです」

「っ……。月」

「月菜!」

今、いいとこだったのに。

琴音と何故か尚くんが教室へと走って入ってきた。

「帰って水飲もう、な?」

「やだぁ!稔先輩といるの!」

ヤダヤダとぎゅっと力強く抱きしめる。

ジャージを借りたときと同じ匂いがした。
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