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ごっ……という重い手応え。
スコップを引き抜くと女の喉から白い骨と赤黒い筋が覗いた。

上手く行けそうだ。

麻衣は自分の素晴らしい閃きに鼻歌混じり、次々と体重を掛け小さくしていく。



ごりっ。ごっ。ごつっ。

夕食の献立を考えながら。



ごきっ。ぶつっ。

『ベランダ園芸に最適!
 ☆ ミニスコップ ☆』



ごっ。ごんっ。

『女性でも軽々!』



ぎりっ……がこん。



「はあ……はあ……切れた……。着替え……持ってくれば良かったなあ……。あ……ハンバーグに……しよっかな?」



黒い血が飛んでしまったピンクのカーディガンを恨めしそうに脱ぎ、頭部を小脇に抱える形になった女の上に放り込んで。



「よしっ! ……早く買い物行かなきゃ」

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