極上タラシオトコの本気を引き出す方法



「莉子がいい。
土曜も時間あるなら夕方くらいから出て1泊してもいいな。

どっか遊びに行こうぜ」



広瀬先生が少し楽しそうにそう言ってくれることに私はすごく感激しながら、


「土曜日も空いてます!
遊びに行けるのすごい嬉しいです!」



「何がいい?
ベタなら水族館とか?映画とか?
まぁ、温泉とか、テーマパークでもいいけど」



「え〜っどれも魅力的だけど、動物に餌あげたりしてみたいです」



なんて会話を繰り広げる。


楽しそうに話す広瀬先生を見ると、恋人にでもなれた気分になっちゃうよ。



広瀬先生の誕生日、はやく来ないかなとちょっと待ち遠しい気持ちと、単純に喜ぶだけは出来なくて、恋人じゃないという事実に切ない気持ちが葛藤する。



それでも私は今このときを楽しむために、切ない気持ちをぐっと押しころした。





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