極上タラシオトコの本気を引き出す方法
車で近づけるところまで近づくと、莉子はしっかり西村先生におんぶされていた。
その光景に、俺はたまらなくなって車を停めると、グループに近づいた。
俺に気づいた莉子の後輩の看護師が、お疲れ様です、と驚きながら言っているのが聞こえたけど、そんなことにも構う余裕なんてなかった。
「お疲れ様。ちょっと遠藤さんもらうな」
西村先生に背後からそう声をかけて、おんぶから引き剥がして莉子をお姫様抱っこして抱えた。
「広瀬先生!お疲れ様です!」
西村先生もかなり驚いたように俺に頭を下げる。
俺の登場と、俺が莉子をお姫様抱っこしていることに、周りは不審に思っているのか、俺と莉子を不思議な目で見つめている。
そりゃそうだよな。こんなタイミングで現れたら誰だって関係性を疑うに決まってる。