極上タラシオトコの本気を引き出す方法



「お!平山先生きたか!
お疲れ様!

来てそうそう、いい仕事するね」


笠原先生はそう声をかけて、平山先生を席につかせる。


広瀬先生が平山先生のドリンクを頼んで乾杯したところで、また話は早川先生の気になる女性に戻った。



「まだ僕の話ですか?

そんな、興味あります?
全然面白くないし、こんなとこで言うような事じゃないですよ」




そう言って早川先生は話題を何とか逸らそうとするけれど、火がついた場は収まらず、
「え〜そこはスパッと男らしく言いましょうよ!」と看護師からも煽りを受けている。




これはここまで長引かせたら余計に言いにくくなるし、本気感が増しちゃうな…


早川先生、もっと早めにテキトーに流しておくべきでしたね。


と心の中で早川先生に同情していると、



「じゃあ、言いますけど…



遠藤さんです。」





私の意識の向こうでそう聞こえた。





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