極上タラシオトコの本気を引き出す方法
そんな気遣いをしてくれながら、早川先生は聞きたいと言った私の希望に答えてくれた。
「あんまりいい話じゃないけど。
俺のお母さんが俺がまだ中学生の時に膵臓がんになってさ。
その時の俺は全く医療の知識とかなくて、家族が沈んでいくのをただただ一緒に沈むことしか出来なくて。
家族の中に医者がいればもっと心強いのにって思って医者になった。
って、暗い話になってるけど、今はもう膵臓全摘をして全然元気に暮らしてるから大丈夫なんだけどな」
そう言って早川先生は少し照れくさそうに笑ってきっと心配そうな顔になっていた私を和ませてくれた。
「それはよかった!
膵臓がんは予後がよくないからほんと心配しました」
「だよね。すごいそんな雰囲気出てた
俺の言い方が悪かったね、ごめん」