極上タラシオトコの本気を引き出す方法



「ここですか!?」



「うん。せっかく当日に祝わせてもらえるなら全力でと思って」



そう言いながら早川先生は車をホテルのスタッフに預けると、私の方へ回って降りるようにエスコートしてくれた。


ドレスということもあって、私の手を握って海外の男性のように紳士的な振る舞いをしてくれる。


私の腰に回る早川先生の腕にまたさらに緊張しながらホテルマンについて歩いた。


夜景が綺麗に見えるレストランにさすが一流ホテルだなぁなんて感心しながらどこか他人事みたいに席に座る。



ドリンクのメニューを渡されて、今日も早川先生は車だからとノンアルコールの方に目を向けていると、



「今日は、俺も飲もうかと思って部屋とったんだ。
せっかく明日休みだし、もちろん、遠藤さんに決定権はあるから、タクシーでも送る

ただせっかくだし、一緒に飲んでお祝いさせてくれない?」



そう言われて一気に私の心臓はどくどくと音を立てた。

泊まり…

全然油断していたところにその情報が来るとやっぱりかなり緊張してしまう。



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