極上タラシオトコの本気を引き出す方法
そんな私の様子を見て早川先生はクスッと笑った。
「大丈夫。遠藤さんが思ってるようなことはしない。ように頑張るつもり」
その言葉にもさらに顔に熱が集まるのが分かる。
私はとにかく熱くなった顔を冷やそうとお冷が入ったワイングラスをぐっと煽った。
その様子を「可愛いな」と見ながらドリンクを注文する早川先生はいつもより色っぽく見えた。
運ばれてくる料理は全部が大きなお皿にちょこっと上品に盛りつけされたものばかりで、やっぱりテレビで見る高級コースってこうなんだなぁとぼんやり思う。
お酒が入ってくれたことで少しは雰囲気に打ち解けて早川先生と普通に話ができるようになった。
「27歳か〜。俺と6つも歳離れてんのか。
遠藤さん、考えが大人っぽいから普段感じないけど、結構ショック。
もう俺おじさんじゃない?」
「いえいえ!全然!
むしろ私も6つも離れてるのに驚いてます」
「それって褒め言葉?貶してる?
子供っぽいってこと?」
なんてわざと私をからかう早川先生も少し酔ってるようで珍しい。
「そういう意味じゃないです!」
なんて言いながら2人で笑いあっていると、ロウソクがついたケーキが運ばれてきた。