極上タラシオトコの本気を引き出す方法



そんなことを思いながら脱衣所で服を脱ぎ、身体を洗った後サウナへ直行する。



「広瀬まだジム行ってんの?」


「いや、忙しすぎて全然行けてない。
身体たるんでる?」


「いや、全然たるんでねーから聞いてみたけど、やっぱどこまでも嫌なやつだな、広瀬。天は二物を与えずっていうけど、ほんと例外のトップにいると思うわ」




めちゃくちゃ仲良い井口でさえも、俺の実力は才能で恵まれたDNAだと言う。


それなのに俺の性格とか、気持ちとか、深い部分を理解してくれる莉子はやっぱり只者じゃない。



莉子が言ってくれてる通り、俺だって結構努力してんだけどな。



そんなことをぼんやり思いながら井口のあとからサウナへはいる。



隣に座って酷使した身体を伸ばしていると、井口が不思議そうに


「なんか広瀬、今日ぼーっとしてねぇ?」


と聞いてきた。



あまり出してるつもりはなかったのに、そう聞いてくれる井口はさすが親友だと思えるほど俺の気分をよく読んでくれる。




「ちょっと、昨日の夜色々あってさ。」



「えー!まじ?!なに?女?!
やっと恋愛する気になった?」




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