生と死と恋の間で~死神?!に恋した陰キャJKの1週間~
「まあ、なんというか・・・、そう!君のことが気に入ったんだよ。とにかく!俺は君を気に入ったから、1週間猶予をあげるよ。」
「さっきから支離滅裂なんですけど。ちゃんと説明してください。なんの猶予ですか?」
「元に戻るかそのまま逝くかの猶予だよ。」
「生き返るってことですか?」
「まぁ、まだ死んでないけど似たようなものかな。簡単に言えば、俺と君とで勝負をするんだ。君が勝てば元の世界に戻してあげる。負ければ君の魂をもらう。」
その青年の横柄な口ぶりに、
『ほら、魂をもらうなんて、やっぱりこの男が死神じゃない。』
と、さくらは思った。
「あの、そもそも、私そんなにこの世に未練とか無くて。このまま死んでもいいんだけど。」
「彼氏は?友達は?家族は?心残りはないの?」
「彼氏はいないですし、友達ももういません。心残りなんて・・・。」
「夢とか希望とかは?」
「夢もないですし、希望も・・・。」
『夢なんて持っても私はそれを行動に移す勇気がないのよ。』
「高校生だったら彼氏がほしいとか、将来こういう職業に就きたいとか。」
「彼氏どころか好きな人もいませんし、なにも考えてなかったから将来やりたいこととかないし。」
『彼氏がいなくて何が悪い!この風潮、どうにかしてほしいっ!彼氏がいる人がそんなに偉いのかっ!!』
「なんかあるでしょ。よく考えて。例えば彼氏と〇〇ランドでデートしたいとか、結婚相手にお姫様抱っこしてほしいとか。」
「ふふっ。」
と、さくらは吹き出した。
「同じ年くらいに見えるのに、思考がおっさんですよね。」
青年の顔が少しひきつった。
「俺は17歳だよ。まだおっさんではない。じゃあ、勝負の内容だけど。」
「いや、私の話聞いてます?」
「でも、俺、君の事気に入っちゃったし、あいつから連れ去った手前、このままってわけにもいかないからね。
勝負しようよお~。」
『語尾をかわいくしても、黒ずくめなので、悪魔にしか見えない・・・。』
「分かりました。どうせ私には最初から拒否する権利なんてないんでしょ。」
「話が早いね。助かるよ。」
青年は笑顔で言うと、勝負の内容を話し始めた。
「君は、階段から突き落とされたんだけど、目撃証言のおかげで君を突き落とした人は逮捕されたんだよ。」
「本当に??」
「ああ。ニュースにもなったし、新聞にも載ったよ。さすがに未成年だから名前は出なかったけどね。」
「そうだったんだ・・・。」
さくらは静かに言った。
「さっきから支離滅裂なんですけど。ちゃんと説明してください。なんの猶予ですか?」
「元に戻るかそのまま逝くかの猶予だよ。」
「生き返るってことですか?」
「まぁ、まだ死んでないけど似たようなものかな。簡単に言えば、俺と君とで勝負をするんだ。君が勝てば元の世界に戻してあげる。負ければ君の魂をもらう。」
その青年の横柄な口ぶりに、
『ほら、魂をもらうなんて、やっぱりこの男が死神じゃない。』
と、さくらは思った。
「あの、そもそも、私そんなにこの世に未練とか無くて。このまま死んでもいいんだけど。」
「彼氏は?友達は?家族は?心残りはないの?」
「彼氏はいないですし、友達ももういません。心残りなんて・・・。」
「夢とか希望とかは?」
「夢もないですし、希望も・・・。」
『夢なんて持っても私はそれを行動に移す勇気がないのよ。』
「高校生だったら彼氏がほしいとか、将来こういう職業に就きたいとか。」
「彼氏どころか好きな人もいませんし、なにも考えてなかったから将来やりたいこととかないし。」
『彼氏がいなくて何が悪い!この風潮、どうにかしてほしいっ!彼氏がいる人がそんなに偉いのかっ!!』
「なんかあるでしょ。よく考えて。例えば彼氏と〇〇ランドでデートしたいとか、結婚相手にお姫様抱っこしてほしいとか。」
「ふふっ。」
と、さくらは吹き出した。
「同じ年くらいに見えるのに、思考がおっさんですよね。」
青年の顔が少しひきつった。
「俺は17歳だよ。まだおっさんではない。じゃあ、勝負の内容だけど。」
「いや、私の話聞いてます?」
「でも、俺、君の事気に入っちゃったし、あいつから連れ去った手前、このままってわけにもいかないからね。
勝負しようよお~。」
『語尾をかわいくしても、黒ずくめなので、悪魔にしか見えない・・・。』
「分かりました。どうせ私には最初から拒否する権利なんてないんでしょ。」
「話が早いね。助かるよ。」
青年は笑顔で言うと、勝負の内容を話し始めた。
「君は、階段から突き落とされたんだけど、目撃証言のおかげで君を突き落とした人は逮捕されたんだよ。」
「本当に??」
「ああ。ニュースにもなったし、新聞にも載ったよ。さすがに未成年だから名前は出なかったけどね。」
「そうだったんだ・・・。」
さくらは静かに言った。