最強総長の愛するボディガード


「私もっ、蒼凰さんのことが……好き、です……っ」



顔が熱くて仕方ない。
蒼凰さんを直視出来ないでいると、私は蒼凰さんに優しく抱きしめられる。



「ほんとに?嘘じゃない?だって家に帰ってくる前はまだ自分の気持ちに気づいてなかったでしょ?」



えっ、何故かバレてる……!



「えっと……今さっき気づきました……っ」
「じゃあ本当に、心羽ちゃんが俺のこと……っ」
「はい、好きです、大好きですっ」
「どうしよう……俺、幸せすぎて死ぬかも……」
「ええっ、死なないでくださいっ」



笑い合いながら、抱きしめ合う。
そして一度体を離して。



「心羽ちゃん、俺と付き合ってください」
「はいっ、よろしくお願いしますっ」
「溺れるくらい愛してるよ」
「私も、愛してます」



私たちは、深く長いキスをした。



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