最強総長の愛するボディガード
後ろから視線を感じて、私は急いで振り向く。
けれど怪しい人はいなくて、何よりここはセキュリティの整った高層マンションの屋上なのだ。
暗殺者などが来るとは考えにくい。
昏の誰かだったのかなと、とりあえずは深く調べないことにした。
結局その後も視線を感じることはなく、バーベキューはお開きとなった。
今日このマンションへ来た目的は昏の人達との顔合わせだったため、目的を達成した私と蒼凰さんは、マンションの地下駐車場に待ってくれていた車へと乗り込む。
「心羽ちゃん、バーベキュー楽しかった?」
「はいっ、たくさんの方が私と話してくれて嬉しかったです!あと羽鳥さん……じゃなくて、結斗さんにも色々なことを教えて頂いて、昏のみなさんには感謝しかありませんっ」
「へぇ、なら良かったよ」
「はいっ……」
気のせいだろうか。
蒼凰さんが、少しだけ怒っているように見えるのは。
その後、邸宅に着くまで私たちの間に会話は無く、何か怒らせるようなことしちゃったのかな?と不安になりながら車を降りた。
すると久しぶりに蒼凰さんが口を開いて、
「部屋まで送るよ」
と言ってくれた。
けれど怪しい人はいなくて、何よりここはセキュリティの整った高層マンションの屋上なのだ。
暗殺者などが来るとは考えにくい。
昏の誰かだったのかなと、とりあえずは深く調べないことにした。
結局その後も視線を感じることはなく、バーベキューはお開きとなった。
今日このマンションへ来た目的は昏の人達との顔合わせだったため、目的を達成した私と蒼凰さんは、マンションの地下駐車場に待ってくれていた車へと乗り込む。
「心羽ちゃん、バーベキュー楽しかった?」
「はいっ、たくさんの方が私と話してくれて嬉しかったです!あと羽鳥さん……じゃなくて、結斗さんにも色々なことを教えて頂いて、昏のみなさんには感謝しかありませんっ」
「へぇ、なら良かったよ」
「はいっ……」
気のせいだろうか。
蒼凰さんが、少しだけ怒っているように見えるのは。
その後、邸宅に着くまで私たちの間に会話は無く、何か怒らせるようなことしちゃったのかな?と不安になりながら車を降りた。
すると久しぶりに蒼凰さんが口を開いて、
「部屋まで送るよ」
と言ってくれた。