来る日も来る日もXをして
「どうした?悪い。暗い話して。」
「い、いえ!なんでもないです。」
「明日、ノー残デーだし、飯でも行かない?」
「え?」
「巻き込んで申し訳ないし、心から感謝してる。もっとちゃんとした礼をするけど、とりあえずご馳走させて。銀座の寿司でも高級焼肉でも何でも更科が好きなの。」
銀座のお寿司でも高級焼肉でも奢る、それは私が昨日東雲くんにキス動画を消してもらう為に言ったことだった。
「すみません。せっかくですけど、明日は予定があって。」
「そっか。じゃ、金曜日とかでも。」
「はい。楽しみにしてます。」
そう言うと先輩は微笑んだ。
───明日先輩は色々大変なんだし東雲くんとのことは私が解決しなくちゃ。
『・・・僕、更科さんみたいな人をいじめるの大好きなんです。』あれはいったいどういう意味だったのかということを、この時の私は深く考えていなかった。家で少し話をすれば東雲くんにわかってもらえるなどと、甘い考えでいたのだ。彼に脅され自分があんなにあられもない姿にされるなんて、これっぽっちも考えていなかった。
「い、いえ!なんでもないです。」
「明日、ノー残デーだし、飯でも行かない?」
「え?」
「巻き込んで申し訳ないし、心から感謝してる。もっとちゃんとした礼をするけど、とりあえずご馳走させて。銀座の寿司でも高級焼肉でも何でも更科が好きなの。」
銀座のお寿司でも高級焼肉でも奢る、それは私が昨日東雲くんにキス動画を消してもらう為に言ったことだった。
「すみません。せっかくですけど、明日は予定があって。」
「そっか。じゃ、金曜日とかでも。」
「はい。楽しみにしてます。」
そう言うと先輩は微笑んだ。
───明日先輩は色々大変なんだし東雲くんとのことは私が解決しなくちゃ。
『・・・僕、更科さんみたいな人をいじめるの大好きなんです。』あれはいったいどういう意味だったのかということを、この時の私は深く考えていなかった。家で少し話をすれば東雲くんにわかってもらえるなどと、甘い考えでいたのだ。彼に脅され自分があんなにあられもない姿にされるなんて、これっぽっちも考えていなかった。