イケメン双子の総長さまは孤独な姫を甘い愛で包み込む。

「わかった。外で待ってる」



柴崎くんはそのままドアを閉めて下に降りていった……。


私は急いでカバンを準備。


お金……は一応持っていこう。特に今は食べたいものとかないからついて行くだけでいいや。


いつもなら出かけるのはめんどくさいと思っちゃうけど柴崎くんがいると楽しくて仕方ない。


下ろしていた髪を軽くヘアゴムで結ったらカバンを持って階段を降りる。柴崎くんの両親は仕事で家にいなかった。


日曜日も仕事なんて……やっぱり有名な人は違うなぁ……。私もバイトのシフト、増やさないと……。


たまたま今日はバイトのシフトも入っていなくて休みだけどいつまでも柴崎家にお世話になる訳にはいかないからバイト増やそう。


いつ追い出されるか分からないし……。


そんなことは無いと思いながらもまだネガティブな方向にかをやがえてしまうところは直っていない。


ダメだな、こういうところ……。
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