薙野清香の【平安・現世】回顧録
「それで?おまえはどの程度パソコンが扱えるんだ?」
モニターを覗き込みながら、崇臣が尋ねる。
「それなりだと思うけど」
訝しむ様な崇臣の視線を感じながら、清香は眉根をギュっと寄せた。
(そう……本当はある程度は扱えるほうなのよ、パソコン)
清香は文章入力ソフトを立ち上げると、得意げに文章を打ち込んで見せた。清香の指はよどみなく動く。けれど崇臣は無言のままだ。
(どうよ!芹香を称えるために鍛えたタイピング能力なんだから)
スマホでも文章は入力できる。けれど、大量に文字を打ち込むときは、慣れればパソコンの方が圧倒的に楽だ。使い始めた時は数秒に一文字程度しか入力できなかった清香だが、今では自分の考えるスピードと殆ど同じ速さで文章が書けるのである。
「タイピングができることは分かった。じゃあ、そのファイルをpdf形式で保存できるか?」
「pdf?」
いきなり良く分からない単語が飛び出した。ブログを書く上では、全く出てこない言葉である。
モニターを覗き込みながら、崇臣が尋ねる。
「それなりだと思うけど」
訝しむ様な崇臣の視線を感じながら、清香は眉根をギュっと寄せた。
(そう……本当はある程度は扱えるほうなのよ、パソコン)
清香は文章入力ソフトを立ち上げると、得意げに文章を打ち込んで見せた。清香の指はよどみなく動く。けれど崇臣は無言のままだ。
(どうよ!芹香を称えるために鍛えたタイピング能力なんだから)
スマホでも文章は入力できる。けれど、大量に文字を打ち込むときは、慣れればパソコンの方が圧倒的に楽だ。使い始めた時は数秒に一文字程度しか入力できなかった清香だが、今では自分の考えるスピードと殆ど同じ速さで文章が書けるのである。
「タイピングができることは分かった。じゃあ、そのファイルをpdf形式で保存できるか?」
「pdf?」
いきなり良く分からない単語が飛び出した。ブログを書く上では、全く出てこない言葉である。