砂嵐のいたずら
チャールズは感心するように頷くと、
『労せずして5ヶ国語を使いこなせるなんて…
英語に至ってはクイーンズ・イングリッシュとスラングを使い分けられるのだから、本当にすごい環境にいたんだな…羨ましい限りだ。』
確かにそうなのかもしれないけれど、
「でも、小さい頃、パパに日本語のひらがなやカタカナ、漢字の書き取りをやらされて、『書けなければおやつはなし』なんて言われて、泣きながらやった記憶があるのよね。」
おばあちゃんが、『何も、そこまでしなくたって…』と、おろおろしながら見ていたっけ。