別冊・ダブルブルー
そのまま、やわらかな熱にほだされて、くっつきそうになる瞼をなんとか引っ剥がして。


「青さん、ごはん作らないと」


「んー、もうちょっと、だけ」


「だって、眠たくなっちゃう」


「いいよ。寝ちゃっても」


そんなおだやかな声に、重たくなる瞼。


お互いにぎゅっと、抱き締めあう。


重なる想いが嬉しくて。


青さんの髪の毛を、そっと撫でた。





指の間を、さらさらと逃げてゆく、青さんの髪の毛とシャンプーの薫りに癒される。



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