とろける程の甘美な溺愛に心乱されて~契約結婚でつむぐ本当の愛~
「もういいわよ、発泡酒で。早く食べましょ」


「う、うん」


なぜか私までピザを食べることになってるけど、今日は別にピザの気分じゃなかったのに。


なのに、どうしてこんなに高いものを注文させて、お会計は私なんだろう?


この前もお昼時に来て、天丼を注文して私が払った。


姉妹だし、もちろんケチケチしたくはないけど、ピザの代金は私のパジャマの2倍近くもするから。


「涼香姉さん、ピザのお金、半分出してもらってもいいかな?」


思い切って言ってみた。


「いやだ、ちょっと待って。ここはあなたの家でしょ? お客様にお金を払わせるつもり?」


「でもね、私はお金を節約したいの。工場のことすごく心配だし、少しでも……」


「って、またその話? この前、私には関係ないって言ったわよね?」


「でも、家族だよ。普通、家族が困ってたら心配しない?」
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