帰国子女の彼と過ごす日々はきっと甘くなるだろう
〇陽翔の部屋

梨沙はゲームしながら食べれるようにおにぎりを作ってきてトンカツも1口サイズにタッパーに入れてきた。


明日は土曜日だからシャワーもして部屋着でゆっくりしたかった。

新しいゲームを買ったから陽くんとしたかったのだ。


陽翔 「梨沙、買ったの?」


梨沙 「もちろんよ」


陽翔 「僕、予約しに行ったらしばらくは予約受け付けてないって言われたよ」


梨沙 「発表されてから即予約したもん」


陽翔 「さすが、梨沙」


陽くんが手を出してきてパチンと合わせた。


前までならご褒美ってキスしてくれたのかな


いやいや、私には彼氏がいるんだから……



陽翔 「最近さ……ゲームに入ってこないからちょっと心配はしてた。」


梨沙 「そうね……」


陽翔 「なんで?」


梨沙 「私はさゲーム始めたらヘッドホンもするし、1時間はずっと携帯は見ないでしょ」


陽翔 「まあ確かに」


梨沙 「ゲームをやり始めてすぐ入ってきてたLINEの返信が遅いって言われるのね、だからオンラインの方は今はあまりやってなくて……」


陽翔 「それって束縛っていうやつ?」


梨沙 「そこまでじゃないんだけどね、付き合い始めはそんなにLINEも毎日こなくて会ってもくれなかったのに、最近急に毎日LINE来るようになったのよね」


陽翔 「そのさ……彼氏とはどこまで?結構男ってそのH後変わるとか聞くけど」


梨沙 「陽くんもあるの?」


陽翔 「……あるかな、まあ梨沙には言いたくはないけど」



梨沙 「むしろ何も…なんだよね」




陽翔 「は?4ヶ月くらいだろ?梨沙の体みてヤリてえって思わないのってマジか」


梨沙 「ふふっ、陽くんがマジかなんて(笑)だいぶ話し方も慣れたよね」


陽翔 「蓮らが使うから……Kissは?」


梨沙 「まだ……自転車のサークルに入ったみたい、だから土日とかも遠出したりゴールデンウィークは泊まりもあったり」


陽翔 「まあ、今が1番楽しい時期だろうな」


梨沙 「まあ、明日は先輩もサークルで遠出するらしくて朝早いし、私も今日は用があるって連絡したからね、陽くんと新作ゲームやりたかったんだー、夜中まで付き合ってよね」


陽翔 「いいよ(笑)じゃあ先にやってて、シャワーしてくる」


梨沙 「うん、あっ、これ水につけておいて」


タッパーを陽くんに渡した。


先にゲームを始める梨沙


しばらくして上半身裸で膝までのショートパンツをはいて陽翔は入ってきた。


梨沙 「ちょっと、また裸で風邪ひくよ」


陽翔 「暑いし」


冷房も入ってるのにいつも陽くんは裸だ

すごくいい体で目のやり場に困る


陽翔 「はい、いつもの」


陽くんはポテチとコーラを持ってきてくれた。


梨沙 「ありがと」


梨沙は休憩をしてポテチを開ける。


梨沙 「おいし!」


休憩が終わると今度は2人でゲームを始めた。


梨沙 「ふぁ〜」


大きな欠伸がでた


梨沙 「眠くなっちゃった、そろそろ帰ろうかな」


陽翔 「もう夜中だし泊まっていけば?」


梨沙 「うーん、いいの?」


既にウトウトしている。


陽翔 「僕はもうちょっとやるから寝なよ」


梨沙 「ありがと」


陽くんの大きなベッドは寝心地がいい。


陽くんのゲームをやってる画面を見ながら梨沙は眠ってしまった。
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