毒舌な航空自衛官は溺れる愛を捧げたい
あれから何回抱かれたのだろう。外は暗くなっているのに、昴さんは収まる気配がない。中を責られながら、
「ヤバいな、俺たち相性良すぎるだろ」
理性が吹っ飛んでしまったのだろうかと思うほど、丹念に、逃げられないくらい抱かれる。
――さすがにもう無理だ。昴さん、絶対私が初めてだっていうこと忘れてる。
「まっ…死んじゃいます……何回するんですか!?」
「ああ? 舐めんな。体力が無くなるまでだろ。バテんなよ、元航学」
そんな……! どこまで底なしなの……一回だけって言ったのに全然一回じゃない。なんなら、理性まで吹っ飛んでしまっている昴さんに多分私の声は届かない。
……もう、無理。気持ちいいを通り越して死んでしまう。その瞬間、プツンと糸が切れたように、私の意識は遠くなった。
目が覚めると腰がズンと重かった。あれだけしてればそうかもしれない。横を見ると、昴さんがベッドに腰掛け、愛おしそうな顔で私の髪を触っていた。
……そんな目を向けられたら勘違いしそうになる。
「その……悪かったな。気持ちよすぎて頭のネジ外れてたみたいだ」
さらっと怖いことを言う昴さんに恐怖しか感じない。頭のネジ吹っ飛んだという表現が怖すぎる。