マグ

「こういうのは駄目な方か?無理するな」


真澄は私からボトルを取ろうとした。


その時、なぜか私はボトルをぎゅっと掴んだ。


そして自分の胸元に固く押し付けた。


真澄に取り上げられないように。




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