"ぶっきらぼうで笑わない女神"の恋愛事情
「母さん、顔が怖いよ」
「洸平、今日は許してちょうだい。お母さんは、もう茉莉絵と縁を切りたいくらいなのよ!恭平から茉莉絵が乗り込んで来たって聞いて、肝が冷えたわ」
新幹線を待つ間、恭平が電話をしていたけれど、その時に話したのだろうか。
「でもね、安心してちょうだい。真琴さんのことは私が守ってあげるから」
「母さん、それは俺の台詞だけど」
「あら恭平、あなた、全然守れてないじゃないの!」
いつも頼れる恭平が、母親に叱られしゅんとしている子どものようで笑ってはいけない場面だけれど、心の中で吹いてしまった。
「小百合、あまりギャンギャンいうと、傷口が疼くだろう」
「あら、ごめんなさい。つい興奮しちゃって」
傷⁉︎ そうか、違和感はそれだと、真琴は感じ取った。白髪のオールバックがスポーツ刈りのように短髪になっている。もしかしたら、社長の身に何かあったのかもしれない。
「洸平、今日は許してちょうだい。お母さんは、もう茉莉絵と縁を切りたいくらいなのよ!恭平から茉莉絵が乗り込んで来たって聞いて、肝が冷えたわ」
新幹線を待つ間、恭平が電話をしていたけれど、その時に話したのだろうか。
「でもね、安心してちょうだい。真琴さんのことは私が守ってあげるから」
「母さん、それは俺の台詞だけど」
「あら恭平、あなた、全然守れてないじゃないの!」
いつも頼れる恭平が、母親に叱られしゅんとしている子どものようで笑ってはいけない場面だけれど、心の中で吹いてしまった。
「小百合、あまりギャンギャンいうと、傷口が疼くだろう」
「あら、ごめんなさい。つい興奮しちゃって」
傷⁉︎ そうか、違和感はそれだと、真琴は感じ取った。白髪のオールバックがスポーツ刈りのように短髪になっている。もしかしたら、社長の身に何かあったのかもしれない。