"ぶっきらぼうで笑わない女神"の恋愛事情
面会時間がやって来ると、すぐに病室のドアが開いた。
ベッドに横たわっていた真琴の元に、恭平が駆け寄る。
そのまま強く抱きしめられた。
「傍にいてやれなくてごめんな。大丈夫か?」
真琴は恭平の胸の中で頷いた。
真琴のことを心配し、きっと無理やり仕事を切り上げてきたに違いない。振り回される宝来に申し訳ない気持ちになった。
「恭平さん、顔を見せてください」
恭平の身体が離れ、相変わらずの美しい面貌が真琴を見つめる。
「親って、強いですね。私、お母さんとお父さんみたいに強い親になれるでしょうか」
「真琴、それは、気がついたらなっていた、って事じゃないのかな。これから、初めてのことがたくさん待っている。俺たちは俺たちなりのやり方で、支え合いながらやっていけばいい。そうやって強くなっていけばいいんじゃないか?」
真琴は噛み締めるように頷いた。
「ふたりとも、子供を守るためなら鬼になるって同じこと言ってましたよね」
「そうだな。俺も、真琴とこの子を傷つける者がいたら、容赦なく鬼になるぞ」
大きな手で守るようにお腹に触れた。
「恭平さん……」
「真琴、愛してる」
恭平の唇が真琴の唇と重なった。
温かくて柔らかな口づけは、とても甘くて優しい味がした。
ベッドに横たわっていた真琴の元に、恭平が駆け寄る。
そのまま強く抱きしめられた。
「傍にいてやれなくてごめんな。大丈夫か?」
真琴は恭平の胸の中で頷いた。
真琴のことを心配し、きっと無理やり仕事を切り上げてきたに違いない。振り回される宝来に申し訳ない気持ちになった。
「恭平さん、顔を見せてください」
恭平の身体が離れ、相変わらずの美しい面貌が真琴を見つめる。
「親って、強いですね。私、お母さんとお父さんみたいに強い親になれるでしょうか」
「真琴、それは、気がついたらなっていた、って事じゃないのかな。これから、初めてのことがたくさん待っている。俺たちは俺たちなりのやり方で、支え合いながらやっていけばいい。そうやって強くなっていけばいいんじゃないか?」
真琴は噛み締めるように頷いた。
「ふたりとも、子供を守るためなら鬼になるって同じこと言ってましたよね」
「そうだな。俺も、真琴とこの子を傷つける者がいたら、容赦なく鬼になるぞ」
大きな手で守るようにお腹に触れた。
「恭平さん……」
「真琴、愛してる」
恭平の唇が真琴の唇と重なった。
温かくて柔らかな口づけは、とても甘くて優しい味がした。