"ぶっきらぼうで笑わない女神"の恋愛事情
フランスに行きたいと告げた時も、日本で自分がなすべき事をする。お前の好きなように生きろ。どこにいても俺はお前の秘書だ。そう言ってくれた。
日本に宝来がいてくれるという事実は、恭平がフランスに渡るために、最も欲する安心材料だった。常に先を読み備える。そんな最強秘書を、恭平は尊敬してやまない。
「宝来を早速一緒に連れて行くが、いいよな」
「神戸か?」
「ああ、洸平の様子を見てくる。それからホテルに帰国の挨拶をな。いち早くうちのワインの良さに気づいて、ずっと贔屓にしてもらってる上、洸平のイベント会場の提供にも尽力してもらっている。早々には挨拶をと思っていたから」
「私も早く治して顔を出さねばな。社長によろしく伝えておいてくれ」
「わかった」
「洸平は本当に強くなった」
「ああ」
「お前たちは私の自慢の息子だ」
恭平はふっと笑い「じゃあ、行ってくる」照れを隠すように部屋を出た。
確かに、洸平は強くなった。自分の進むべき道を決めてから、芯がブレることがない。
それはやはり女神の存在が大きいからなのだろう。恭平もその存在を忘れることはなかった。
"ぶっきらぼうで笑わない女神"
いったいどんな人物なのか、そして今、どこにいるのだろうか……
日本に宝来がいてくれるという事実は、恭平がフランスに渡るために、最も欲する安心材料だった。常に先を読み備える。そんな最強秘書を、恭平は尊敬してやまない。
「宝来を早速一緒に連れて行くが、いいよな」
「神戸か?」
「ああ、洸平の様子を見てくる。それからホテルに帰国の挨拶をな。いち早くうちのワインの良さに気づいて、ずっと贔屓にしてもらってる上、洸平のイベント会場の提供にも尽力してもらっている。早々には挨拶をと思っていたから」
「私も早く治して顔を出さねばな。社長によろしく伝えておいてくれ」
「わかった」
「洸平は本当に強くなった」
「ああ」
「お前たちは私の自慢の息子だ」
恭平はふっと笑い「じゃあ、行ってくる」照れを隠すように部屋を出た。
確かに、洸平は強くなった。自分の進むべき道を決めてから、芯がブレることがない。
それはやはり女神の存在が大きいからなのだろう。恭平もその存在を忘れることはなかった。
"ぶっきらぼうで笑わない女神"
いったいどんな人物なのか、そして今、どこにいるのだろうか……