婚活
毎回、会う度のエッチが嫌だった。それだけの付き合いになってしまうのが嫌だったから。その他に和磨のどこが……。何も見当たらない。寧ろ、あの気怠そうにしながらも「何だよ?」と返事をしてくれる和磨がとても一緒に居て安心出来ていた。あの暴漢に遭った日も、和磨はずっと傍に居てくれた。傷の手当てもしてくれて……。ふざけてキスをしたあの日から、それからどんどん男らしい和磨に惹かれていった。和磨に会いたい……。和磨の事を考えていたら、無性に今、和磨に会いたくなってしまった。もうすぐ和磨の家に曲がる路地差し掛かる。何故か、ドキドキしながら和磨の部屋を見上げた。嘘っ。和磨の部屋の電気が付いている。和磨。居るの?どうしよう……。いざとなると尻込みしてしまう。でも和磨に会いたいな。そうだ!和磨に電話を掛けようと思い、携帯を取り出した。目の前に和磨が来ると、緊張して何も言えなくなってしまうだろう。でも和磨の顔をちょっとだけ見たいから、だから携帯で電話を掛けて窓から顔を出して貰えればそれだけでいいんだ。ドキドキしながらアドレスから和磨のページを表示してナンバーを押す。
「もしもし」
出ちゃった……。
「も、もしもし?」
「珠美?どうしたんだよ。電話なんて珍しいな」
「あっ……そ、そうだね。べ、別に用事はないんだ。ちょっと違うところに掛けようとして間違えちゃった」
馬鹿だ、私。嘘までついて、何で言い訳してるんだろう。
「間違えてんじゃねぇよ。馬鹿じゃねぇ?」
うっ。和磨ったら信じちゃった。いつものように馬鹿にされて……。
「う、うん。ごめん……」
「珠美。今、外か?」
「えっ?」
和磨の鋭い突っ込みに戸惑ってしまう。
「こんな遅くまで、何、フラフラしてるんだよ」
和磨……。
「フラフラなんてしてないわよ。今から帰るのよ」
和磨の部屋を見上げながら、思わず大きな声を出してしまった。
「珠美。お前……」
受話器越しにガサッという音がして、いきなり窓に人影が見えたと思った途端、窓が開いて和磨が姿を現した。
嘘……。
「お前、何やってんだよ?」
しまった!大きな声を出したので、下に居るのが和磨にバレてしまった。
「あっ、ありゃ……。気付かれちゃった。アッハ……。ちょ、ちょっと、いたずらしてみたかっただけ」
「そんなところで何してんだよ。上がってくればいいだろ?」
「もしもし」
出ちゃった……。
「も、もしもし?」
「珠美?どうしたんだよ。電話なんて珍しいな」
「あっ……そ、そうだね。べ、別に用事はないんだ。ちょっと違うところに掛けようとして間違えちゃった」
馬鹿だ、私。嘘までついて、何で言い訳してるんだろう。
「間違えてんじゃねぇよ。馬鹿じゃねぇ?」
うっ。和磨ったら信じちゃった。いつものように馬鹿にされて……。
「う、うん。ごめん……」
「珠美。今、外か?」
「えっ?」
和磨の鋭い突っ込みに戸惑ってしまう。
「こんな遅くまで、何、フラフラしてるんだよ」
和磨……。
「フラフラなんてしてないわよ。今から帰るのよ」
和磨の部屋を見上げながら、思わず大きな声を出してしまった。
「珠美。お前……」
受話器越しにガサッという音がして、いきなり窓に人影が見えたと思った途端、窓が開いて和磨が姿を現した。
嘘……。
「お前、何やってんだよ?」
しまった!大きな声を出したので、下に居るのが和磨にバレてしまった。
「あっ、ありゃ……。気付かれちゃった。アッハ……。ちょ、ちょっと、いたずらしてみたかっただけ」
「そんなところで何してんだよ。上がってくればいいだろ?」