カラダダケの関係に依存していた私の話
危ない人ではなさそう。


「ごめんねお待たせ」


彼が渡してくれたのは温かいレモンティー。


「じゃあ行こっか」


ファストフード店で夕食を済ませたあとは、
成り行きで彼の家に行くことになった。


着くまでの30分、私たちは色んな話をした。


彼は一個上の19歳。


エレベーターの点検会社で働いている。


身長は161センチ。体重は48キロ。


女の子よりも華奢な体。


「これでも結構力はあるんだよ」


なんて笑う笑顔がかわいい。


犬が好き。


ラーメンが好き。


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