チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


街灯の下、しゃがんで足を見てくれる。


朝陽くんは優しい、けど。


『もしかして、ゲタの鼻緒のところが痛い? バンドエイドはる?』


なんて、いかにも慣れてる感じがして、朝陽くんの歴代の彼女さんたちに、ちょっと嫉妬をしてしまった。


「あー、これは痛いね。なんで早く言わなかったの?」


「もう大丈夫です。ごめんなさい」

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