チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


と手を引っ張られて歩き出したとき、


「いっ、た」


さっきまで我慢していた足の痛さを思い出した。


「どうしたの?」


朝陽くんが聞いてくれる。


「もしかして、ゲタの鼻緒のところが痛い? バンドエイドはる?」
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