恋の魔法は間違えないで下さい!
バスケ部の合宿
穂高くんとの放課後練習からしばらく経ったある日、バスケ部のミーティングに何故か私も呼ばれた。

「二週間後のバスケ部の合宿のことだがな、マネージャー不足により雪代《ゆきしろ》にも参加してもらうことになった」

バスケ部の顧問の話についていけない。

「私、聞いてませんよ!?」

「そうだったか?」

先生の馬鹿!って言ってやりたかったがなんとかこらえた。

「とりあえず、2泊3日頼んだぞ」

先生が私の肩をぽんぽんと叩いた。

私の波乱の日々は続きそうです。
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