そうして一夜明け、私は今、病室にいる。



部屋には、アニメを見ていたリュウくん以外には誰もいなかった。



「リュウくん、お義母さんは?」



「プリン買いに行った」



「…えー…」



かぶった。



と、そのとき。



「あらミオちゃん、来てたの」



後ろから、お義母さんの声がした。



「あ、おはようございます」



「おはよう、早かったのね」



ガサガサとコンビニのビニール袋からプリンを出して、お義母さんがそれをリュウくんに渡す。



「ミオちゃん、会社は大丈夫なの」



早速プリンにがっつくリュウくんを横目に、お義母さんは今日も私の心配をしてくれた。



「有休が余ってますから、まだまだ大丈夫です。お義母さんこそ、ちょっと休んでください。リュウくんのことは、私が見てますから」



「ふふ、大丈夫よぉ、心配しなくても。夜なんて、リュウヘイよりもぐっすり寝てるんだから」



付き添い用のベッドを指して、お義母さんは笑った。



それよりも朝食に付き合ってよ、と言われ、リュウくんを置いて私たちは病院にある喫茶店に行くことにした。






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