あの雨の日、橋から飛び降りようとしたのを助けてくれたのは"君"でした
1週間くらい前って…僕があやの先輩を避け始めた時……?
もしかしてあやの先輩…僕に嫌われたと思って心配…してたのかな?
「ここは私がやるから貴方はもう帰りなさい」
「…わかりました」
あやの先輩のそばにいたいけど…今日は帰ってまた明日にしよう。
体調良くなってるといいけど。
「お願いします」
僕はそう言うと荷物を持って昇降口へと向かった。
そして次の日が経ち、また次の日が経って気づけば2週間が経っていた。
それでも…あやの先輩が学校に来ることは…なかった。
連絡も何もなかった。
< 60 / 179 >

この作品をシェア

pagetop