あの雨の日、橋から飛び降りようとしたのを助けてくれたのは"君"でした
早く来ないかなーと聞こえてきそうなくらいるんるんで待っている幸希先輩。
僕はそんな状況ではなかった。
…その後もずっと視線はあり、前菜やメインなど食べたものの味もよくわからず、しまいには喉に詰まりかけた。
危うく死ぬところだった…。
「また皆で食事しようね」
と幸希先輩は言ったけど僕はできれば次は欠席したいと心の底から本当に思った。
そんな1日だった。
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