極上イケメンと溺甘同居。 〜何もかも失った私が、イケメン建築士に毎日愛された結果。〜
「そうですね。確か、ホテル暮らしなんですよね楠村さんって」
「……え? あ、はい。そうですね」
それとなんか関係あるのだろうか?
「もしよかったら、三ヶ月を試用期間として同居してもらえませんか?」
「え、試用期間?」
「はい。俺の暮らしているレジデンスに一つ部屋が余っていますし、女性のホテル暮らしは危ないです。試用期間でお互いのことを知り、結婚は無理だなと思えば試用期間終了後に出て行っていただいても問題はないです。その後の住む場所も期間終了後に探してもらっていいです」
「そういうことですか……」
「はい。実のところ、俺、女性とお付き合いしたことが一度もありません……恋愛経験が全くないです」
衝撃告白……! こんなにイケメンでハイスペックなのに、恋愛経験がないなんてギャップ萌えなんですけど。
「……こんなんでも、結婚してもらえますでしょうか?」
「全然構いません。それを言ったら、私は浮気された女ですよ。いいんですか?」
お互い気になっていることが聞くことができた私たちは、結婚前の“試用期間”。婚前同居をすることになったのだった。