私の光
「いってらっしゃいませ」

「いってきます」

ヘリに乗り込んでさっき受け取った栄養剤を一粒口に含んで飲みこんだ

ほんのり桃の味が口に広がる

私が桃好きなのを知って桃味にしてくれた
やっぱり蝶蘭姉さんは優しい

「桜華幹部,そろそろ学校の上空です」

「ありがと」

「いってらっしゃいませ」

「いってきます」

ヘリのドアを開けてリュックをからって飛び降りた
もちろん,自分はモノと思い込んで

タンっと校舎の裏側に着地した

時刻は9時半
遅刻…
まぁいいや

しゅんが置いていったのが悪い

はぁ…学校やめたい 

コツコツと階段を上がる
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