悪役令嬢は友人の恋の行方が気になる
舞踏会の招待客が帰りの馬車に乗り込む頃、ステファニーは王太子の待つ王宮の一室に案内された。コレはどこからどう見ても王太子が婚約者を決めたと思われるだろう。別室で待たされている兄は完全にそう思っている。
だが実際はそうではない。
向かい合うふかふかのソファに座る男女の眉間には、どちらも皺が寄っている。決して思い合う恋人同士の表情ではない。
自業自得だけど、めんどくさい事になったなーと、ステファニーは思った。マリアの為とはいえ、何故、王太子の手を取ってしまったのか。王太子にはこれっぽっちも興味はないが、しばらくは社交界で我々の噂が飛び交うだろう。もしかしたら婚約するところまで行ってしまうかもしれない。
ステファニーは盛大にため息をついた。
だが実際はそうではない。
向かい合うふかふかのソファに座る男女の眉間には、どちらも皺が寄っている。決して思い合う恋人同士の表情ではない。
自業自得だけど、めんどくさい事になったなーと、ステファニーは思った。マリアの為とはいえ、何故、王太子の手を取ってしまったのか。王太子にはこれっぽっちも興味はないが、しばらくは社交界で我々の噂が飛び交うだろう。もしかしたら婚約するところまで行ってしまうかもしれない。
ステファニーは盛大にため息をついた。