庇護欲強めの彼に守られ、愛されました
「それで、相談って?」

「まず、これを見てほしいんです。どう思いますか?」

 私はスマホを操作し、剣崎さんのほうに向けてテーブルに置いた。
 画面に映っているのはSNSで受信したダイレクトメッセージの内容で、街で買い物をしている私を隠し撮りした写真が添付されている。
 
「これが君のところに送られてきた?」

「はい。一週間前に」

「写真もだけど、文章が気持ち悪いな」

 スマホの画面を見つめたまま、彼がキュッと眉をひそめた。

「証拠を確保するために全部スクショして保存しています」

「全部?」

「ほかにもいろいろとあるんですよ。気持ち悪さがどんどん増していってます」

 剣崎さんのそばに寄り、横から手を伸ばしてほかのスクリーンショットを表示させる。
 スクロールによって次々と写し出される画面を目にした彼が「うわ」と声に出し、おぞましいものを見たかのように驚愕した。

「昔からSNSをやってるんですけど、最初はこの人、コメント欄に短く書き込んでくるだけだったんです。それがある日ダイレクトメッセージに変わって、一切返事をしなかったら、スパムみたいに大量に送り付けてくるようになって……」

「それ、ネットストーカーだ」

「……ですよね」

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