宮野くんに伝えたい想い~夢の世界から戻る方法は『好き』を伝え合うこと
「うわっ、また変わったな!」
「ね、変わったね」
今目の前に見えるのは、海、砂浜、そして空。他には何もない。
「俺、海久しぶりに見た。綺麗だな」
「本当だ……」
海全体がキラキラしている。
ひとりぼっちだったら気持ちに余裕がなくて海が綺麗だって思えなかったかも。
きっと宮野くんといるから綺麗だって思えてる。
ちょっと海を眺めてから、宮野くんと一緒にもう一度タブレットの画面を見た。
よく見ると小さめな文字で『家』や『アイテム』とか書いてある。
宮野くんが『家』を押すと、色んな種類の家が画面に出てきた。
『このタブレットのカメラで家を建てたい場所を写し、建てたい家を押してください』って。
「可愛い家とか、かっこいい家とか、沢山あるね」
「そうだな。押してみるかな」
宮野くんは、黒くてかっこいい大きな家を押した。
そしたらなんと、画面の家そのままの家が飛び出してきた。
「すごい ! 一瞬で家が……」
「便利だな。あれ、小松も持ってた方がいいんでない?」
宮野くんの視線の先には、もうひとつのタブレット。景色は変わったけれど、さっきと同じ位置に白いタブレットはあった。
「ね、変わったね」
今目の前に見えるのは、海、砂浜、そして空。他には何もない。
「俺、海久しぶりに見た。綺麗だな」
「本当だ……」
海全体がキラキラしている。
ひとりぼっちだったら気持ちに余裕がなくて海が綺麗だって思えなかったかも。
きっと宮野くんといるから綺麗だって思えてる。
ちょっと海を眺めてから、宮野くんと一緒にもう一度タブレットの画面を見た。
よく見ると小さめな文字で『家』や『アイテム』とか書いてある。
宮野くんが『家』を押すと、色んな種類の家が画面に出てきた。
『このタブレットのカメラで家を建てたい場所を写し、建てたい家を押してください』って。
「可愛い家とか、かっこいい家とか、沢山あるね」
「そうだな。押してみるかな」
宮野くんは、黒くてかっこいい大きな家を押した。
そしたらなんと、画面の家そのままの家が飛び出してきた。
「すごい ! 一瞬で家が……」
「便利だな。あれ、小松も持ってた方がいいんでない?」
宮野くんの視線の先には、もうひとつのタブレット。景色は変わったけれど、さっきと同じ位置に白いタブレットはあった。