クールな救急医は囲い娶ったかりそめ妻に滾る溺愛を刻む【ドクター兄弟シリーズ】
『預かっているものを早くお見せしたくて。うかがってもよろしいですか? もちろん、ご迷惑でなければですが』
「迷惑だなんてとんでもないです。私こそご迷惑では?」
預かっているものとはなんだろうと思いつつ、声が大きくなる。
『大きな勇気で賢治(けんじ)を助けてくれたあなたに、すごく感謝しています。このくらいさせてください』
賢治とは、あの男の子のことだろう。
賢治くんの家族でもない彼がそこまでする必要はないけれど、ここは厚意をありがたく受け取ってもいいだろうか。
「助けてくださったのは堀田先生ですよ。でも、とてもありがたいのでお願いしてもよろしいでしょうか」
『もちろんです。二時間ほどしたらうかがいます』
私はお言葉に甘えて、自宅の住所を知らせて電話を切った。
堀田先生が来てくれるとわかったからか、少し腕の痛みが軽減してきたような気がする。
「迷惑だなんてとんでもないです。私こそご迷惑では?」
預かっているものとはなんだろうと思いつつ、声が大きくなる。
『大きな勇気で賢治(けんじ)を助けてくれたあなたに、すごく感謝しています。このくらいさせてください』
賢治とは、あの男の子のことだろう。
賢治くんの家族でもない彼がそこまでする必要はないけれど、ここは厚意をありがたく受け取ってもいいだろうか。
「助けてくださったのは堀田先生ですよ。でも、とてもありがたいのでお願いしてもよろしいでしょうか」
『もちろんです。二時間ほどしたらうかがいます』
私はお言葉に甘えて、自宅の住所を知らせて電話を切った。
堀田先生が来てくれるとわかったからか、少し腕の痛みが軽減してきたような気がする。